『毎日の歯磨きのように現代社会にヨガを取り入れてもらいたい』という、沖縄の坂東イッキ氏によって考案された予防医療のヨガスタイルです。

約50種類のヨガポーズのほとんどにヨガ解剖学に基づいたプロップス(ブロック・ベルト）を使用することによって、正しい形でヨガポーズが取れるようになると同時に、骨格や骨盤矯正を含む正姿勢作りも可能にします。

従来のヨガと比べて、より安全にケガなくカラダの柔軟性を高め、弱い筋肉や骨を鍛え、緊張している筋肉をほぐし、臓器が持つ本来の機能を取り戻す事が出来る、健康的で美容効果も高いヨガです。

インドの伝統的なヨガの英知を受け継ぎながら現代日本人にフィットするようにデザインされており、ココロとカラダを健康に導く予防医療として注目されています。

サーフィンの神様「ジェリーロペス」をはじめ、女性トッププロサーファーはもちろん、ロブマチャドやケリースレーター、テイラーノックスといった多くの男性プロサーファーもヨガを取り入れています。

ヨガによって、サーフィンに必要な筋力・柔軟性・集中力・バランスの向上・体幹・精神力などが鍛えられ、波に乗る際に冷静さを失わずにいられる、波に巻かれても柔軟性があればケガのリスクが減る、疲れにくくなるといった効果が期待出来ます。また、ヨガはカラダの部分ごとに意識をして動かしていくので、カラダの使い方もうまくなります。

サーフィンを続けていると、パドルの姿勢を長時間続けることによって肩甲骨周りの筋肉が張って硬くなり、背中や肩・腕が痛いという方は多いと思いますが、ヨガで緊張している筋肉がほぐされ痛みが減り、肩甲骨や腕の可動域が広がってパドルがしやすくなります。腰痛に悩まされている方も、ヨガで背骨や背中の筋肉を柔らかくすることによって腰への負担を軽くすることができます。

試合や認定テストで緊張してしまっていつも通りのサーフィンが出来ない…という方にも、カラダと共に集中力や精神力が鍛えられるヨガはおススメです。

長くサーフィンを楽しむためにも、サーファーの方にはぜひヨガを生活の中に取り入れて欲しいと願っています。